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DSP Deckリリース!
DSPシリーズはデジタルゲームやアニメーションの効果音作成だけでなく、TRPG(テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム)の音演出やポッドキャストでのリアクション、演劇でのフォーリー演出などにも活用されています。
そのため、TsugiではDSPシリーズの効果音を素早く手軽に鳴らすことができるサウンドデッキ、DSP Deckを開発しました。デッキ上には8x4のボタンが並び、それぞれに効果音のWaveファイルを割り当てることができます。DSP Deckは最新バージョンのDSPシリーズに無料で同封されているスタンドアロンプログラムです(DSPシリーズをアップデートすると入手できます)。
DSP Deckはとても簡単に使用できます。DSP ツールで生成したWaveファイルをファイルエクスプローラーからデッキ上のボタンへドラッグアンドドロップすると、Waveファイル内のメタ情報(使用されたDSPツール名とカテゴリ/サウンドのタイプ)が読み取られ、自動的に対応するボタンアイコンが表示されます。デッキ設定後、セッション中にボタンを押すだけで、効果音をリアルタイムに鳴らせます。

また、複数の効果音バリエーションを作成した後、最初の番号のWaveをボタンにドロップするとすべてのバリエーションが読み込まれます(バリエーションファイルの末尾に命名されている01、02…が自動で認識されるため)。Ctrl キーを押しながらボタンをクリックすることで、シーケンシャル、ランダム、シャッフルなどの再生モードを切り替えることができます。 たとえばRPGゲーム中に武器の攻撃音やクリーチャーの雄叫びなど、音にバリエーションがほしい際に便利で、繰り返しが避けられます。

デッキ内のボタン配置はお好みで自由に編成し、保存できます。ツール内には、各DSPシリーズをモチーフにしたクールなスキンも搭載されており、そこから選択することもできます。
また、キーボードショートカットがデッキの各ボタンにヒモ付けられているため、激しい戦闘中の音出しを素早く行えたり、別のソフトやハードからDSP Deckを制御したりすることができます。また、Elgato Stream Deck XL のプロファイルとアイコンも配布しています(同機も8×4のボタンが並んでいます)。

DSP Deckの使用例、よく使うDSPツールやお気に入りのTRPGゲーム等ありましたら、ぜひお聞かせください。機能要望のアイディアなどもお待ちしております。

