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Stream DeckでDSP Motionを拡張しようこちら
Stream DeckでDSP Motionを拡張しよう
今回は、Elgato Stream DeckからDSP Motionを操作する方法を解説します。
Stream Deckは当初、その名の通りストリーマー(配信者)向けに設計された、コンテンツを素早く作成し、視聴者と手軽に対話するためのデバイスです。
一方で優れたLCD(液晶表示ディスプレイ)ボタンと強力な設定アプリを備えているため、他のあらゆるタスクにも優れた生産性を発揮できます。
また、線を描いて効果音を簡単に作れるDSP Motionは、動画制作などのあらゆるコンテンツクリエイター向けツールです。ユーザーの中には既にStream Deck を持っている方もおられるでしょう。
本ブログではStream Deck XL用プロファイルを紹介していますが、別モデルをお持ちの方に向けた、全アイコンファイルも配布しています。独自のレイアウトが作成可能で、ページ下部のボタンからDLできます。
ボタン1行目:DSP Motionの6種類のモーション (移動、回転、拡大縮小、出現、結合、変形) を切り替えられます。レイアウト内のほとんどのボタンと同様、DSP Motionで用意されているキーボードショートカットが割り当てられています。
ボタン2行目・3行目:(水、紙、シンセなどの)サウンドシェーダーを切り替えられます。幸い、これらのシェーダーは、DSP Motionツール内の8×2の配置が、Stream Deck XLのレイアウトとぴったり一致しています。DSP Motion の各サウンドシェーダーにもすでに独自のアイコンがあり、ボタンをデザインするのに非常に便利です。
ボタン4行目:主要コマンドです。画面右のスナップボタン同様、画面中央の再生とランダム再生ボタンも使用頻度が高いため加えてあり、新たに生成したサウンドを(任意のフォルダに日付とインデックス付きで)wav保存できます。ペンタブとStream Deckのみで、キーボードを必要とせず、ツールで描いた線を素早く保存できます。
また、左側にはビジュアライザーボタン(オーディオ表示の切り替え)、右側にはカーブプリセットボタンを配置しています。後者を押すと、線の回転・反転および24個のカーブプリセットを備えた、別のレイアウト表示へと切り替わります。
DSP Motionでプリセットウィンドウを開いた状態で、対応するカーブボタンを押すと線が適用されます。
最後に、レイアウト内のDSP MotionロゴとTsugiロゴのボタンは、それぞれDSP MotionのWebページ (アップデートの確認など) 、TsugiのWebサイトのトップページが開きます。
このStream Deckプロファイルは以下からダウンロードできます。
上記の構成はStream Deck XL用ですが、他の Stream Deck モデルをお持ちの場合や、新しいレイアウトを設計したい場合、または別の機能を追加したい場合は、必要なアイコンがすべて含まれたパッケージもご用意しています。利用可能なすべてのショートカットの確認、それらのデッキボタンへの割り当ては、DSP Motionのユーザーマニュアルを参照してください。ほとんどの機能には独自のキーショートカットがあるため、ツール全体を実際に制御できます。
参考までに: サードパーティのStream Deckプラグインをうまく活用することもできます。たとえば、https://barraider.com/で配布されているAudio Meterをレイアウトに追加して、DSP Motionの出力レベルをデッキ上で直接視覚化するのもいいでしょう。