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DSPAnimeの効果音「フォーリー」音で、
華やかな見栄えのする金属音を作ろう!

今回のチュートリアルでできること

加工前(DSPAnimeで作っただけの音)

加工後(Audacityで加工した音)

DSPAnimeの無料拡張パックで、
金属音とか足音とかを作れる、”Foley”ってジャンルがあるよな?

あるわね



なんというか…
色々な材質の衝突音を作れるのは、ありがたいんだが、
「カーン」「ポーン」って、音が単純すぎるというか…

たとえば、剣を「カキーン!」とぶつける音とか、
そういう、ゲーム向けの派手な音って作れないのか?

じゃ、作りましょうか。

あ、できるんかい。

おお… 剣がぶつかり合う音になった…。

DSPAnimeで、色々な高さの金属音を作れるから、
もっと低めの金属音で試してみると、迫力が増すかもね。

このテクニックで加工していけば、
色々な武器の、ぶつかるバリエーションが作れるわよ。

おまけ

そういや、そもそも
"Foley(フォーリー)"ってどんな意味なんだ?

「フォーリーサウンド」とは、
映画作品を演出する、足音、衣擦れ音、打撃音など、
物理的な動作によって生じる音を意味する言葉なの。

いざ映画の編集作業となると、
下の写真のような専用の収録スタジオで、
いろいろな道具や材料を使って、映画に必要な音を収録するらしいわ。

へー、こんな収録スタジオがあるのか。
見てみたいな。

例えば、実際の「剣がぶつかる」とか、「斧を落とす」ような音って、
波形に色々な「歪み」を含んでいるものなの。
剣のいろんなパーツが響いたり、打った瞬間に強いノイズが聞こえたり。

だろうな。
上の右の写真(鉄球を落とす写真)なんか見ると、
「金属」だけじゃなく、「砂」の音なんかも聞こえるんだろうな。

そうそう。
そうやって別の音を加えたり、歪みやノイズを含むようAudacityで二次加工すれば、
よりリアルな音に近づけられるということね。

うーむ奥が深い…!

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